群馬大学地域貢献シンポジウム「新型コロナウイルス感染症への対応」を開催
群馬大学では、2021年2月23日に令和2年度群馬大学地域貢献シンポジウム「新型コロナウイルス感染症への対応」を開催しました。
今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンライン配信での開催となりましたが、医療関係者、学生、一般市民ら約400名の参加がありました。
冒頭で群馬大学の窪田健二副学長から、地域貢献シンポジウムの意義の説明と参加者への謝辞がありました。群馬県の山本一太知事のビデオメッセージ、群馬大学の石崎医学系研究科長、群馬県医師会の須藤英仁会長の挨拶と続きました。
コーディネーターの群馬大学大学院医学系研究科の村上正巳教授による主旨説明により始まり、第1部は基調講演として国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長から「新型コロナウイルス感染症の臨床」、特別講演として日本医師会の釜萢敏常任理事から「日本医師会の取り組み」、群馬大学大学院医学系研究科の神谷亘教授から「新型コロナウイルスの基礎知識」と題した講演が行われました。
第2部は群馬県医師会の川島崇副会長から「医師会の取り組み」、群馬県健康福祉部保健予防課の中村多美子課長から「群馬県の対応」、群馬県健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種準備室の浅野係長から「新型コロナウイルスワクチンの接種について」、群馬県衛生環境研究所の猿木信裕所長から「群馬県衛生環境研究所の対応」、前橋赤十字病院の中野実病院長から「前橋赤十字病院の対応」、群馬大学医学部附属病院の大嶋圭子感染管理看護師長から「感染管理看護師(ICN)としての感染対策」についてといった盛りだくさんの講演でした。
新型コロナウイルス感染拡大防止に対応している研究機関?医療機関?医師会?行政?大学の関係者から、それぞれの専門的視点に基づき、新型コロナウイルスに関する最新の情報を広く社会に理解していただく良い機会となりました。